コロナウイルス抗原検査で陰性の結果だが、症状持続するため当院を受診される方が増えております。
しかし、①倦怠感、②頭痛、③発熱、④咽頭痛、あるいは⑤嘔気や下痢、などの症状がつづくため、PCR検査目的で他院へ紹介した(当院では抗原検査もPCR検査も施行しておりません)ところ、PCR検査が陽性になる方が多くいらっしゃいます。
コロナウイルス抗原検査は、検査精度(感度)が低いこと、自身で検査を施行した場合検査手技が不確かなことなどから、
偽陰性(本当は感染しているが、検査では陰性となること)がとても多い検査です。
つまり、1回の抗原検査陰性だけでは、完全にコロナウイルス感染を否定することができません。
抗原検査陰性でも、上記①②③④症状が持続する方は、確実な診断のためにPCR検査をお勧めします。
PCR検査を受けられず、抗原検査を実施するのであれば、当日、翌日、翌々日と、連日検査をしてください。