インフルエンザは、冬に流行する代表的な病気です。
例年12月から流行期に入り、1月に流行のピークをむかえます。
大きく分けてA型とB型の2種類があります。
A型
38度以上の発熱と強い倦怠感が特徴的です。
同じA型の中にもたくさんの種類が存在するため、一度かかっても、またA型にかかってしまうこともあります。
B型
高熱は出にくく、一般的なかぜ症状と似ているため、受診が遅れがちです。
関節痛に加えて、下痢や腹痛がみられることがあります。
A型に比べると種類も少なく、性質がかわることがありません。
主な症状
- 突然発症、寒気や強い倦怠感、関節痛、頭痛
- 38~40度近い高熱(高熱がでないこともあります)
- 咳、鼻水、のどの痛み等
感染経路=接触・飛沫感染
身体の外にでたウイルスは、24~48時間くらいは感染力があります。
うつしたり、うつされたりしないように気をつけましょう。
受診の目安
熱が出てから半日(最低でも6時間)経過してから受診するようにしましょう。
予防
- 予防接種(重症化を防ぐため)
- うがい手洗い
- 水分補給(少量ずつ、こまめに飲むように)
- 規則正しい生活と休息を心掛け、免疫力を下げないようにしましょう。
- 家族が感染したら、お家の中でもマスクをしましょう
- お子様の場合、高熱による異常行動や言動(突然歩き回る・意味の分からない言葉を言う・会話が成立しない等)がみられることがあります。治療を開始し、熱が下がって全身状態が安定するまで、目を離さないようにしましょう。
- 妊娠中や授乳中の方でも、予防接種や治療が受けられます。